更年期障害

更年期

卵巣機能の低下により女性ホルモンの分泌が減少します。ホルモンの欠乏によりさまざまな身体的変化が出現します

どの症状も問題になりますが、特に重要なのが①です。
この“人生110年時代”と言われる中、閉経までの時間と同じかむしろ長い閉経後の時間が待っています。その長い年月を両足で立ち、自らの食事を、身繕いを、下の世話を自立しこなして行かなければなりません。つまり寝たきりではできない動作なので立ち続ける必要があります。
その為には、骨粗鬆症(女性は大腿のつけ根の細い部分を骨折し易い)を前もってそして長く防いでいかなければなりません。その対策としては・・・

ホルモン補充療法(HRT/MHT)5,000円/月

エストロゲン(プレマリン0.625mg)欠乏を微量補充することで支え骨へのカルシウムの吸収を助け骨を丈夫にします。

ラロキシフェン塩酸塩(エビスタ/ラロキシフェン)

エストロゲン受容体を介して骨にはアゴニスト(支える)として作用し骨の吸収を抑制、子宮、乳房にはアンタゴニスト(拮抗)として作用しエストロゲン製剤のデメリット(子宮体がん、乳がんの発生)をカバーする重要な薬です。
次にいつまでも若々しくwell agingするためには

プラセンタ療法

最大の売りは“気”の充実です。
又、本来サイトカインという免疫における情報伝達物質が主体の免疫力を支える性質があります。もちろん、皆さんご存じの美容効果も備える優れ物です。

方法

皮下注射/静脈点滴/ツボ注射

方式

60歳中頃まで保険が効きます。総て保険で治療されると身体への補給がやや不足しがちになるうえに、隔日受診とスケジュールがタイトになります。
自費でまかなうと初期大量(短期間で2週間分)投与すると身体へ“満タン”の状態が得られます。しかしコストの負担がありますがその後は毎週1回の保険治療で済むため、スケジュールが楽になります。
また60歳中頃以降ではどちらも自費になりますが前者の負担は大きく後者は小さくなります。どちらが御希望の方を選択されればよろしいのではないでしょうか。
以上いずれも御希望なく、唯一つらい症状だけを緩和すれば良いとお考えの方には

漢方療法

体質、体調や時間をかけながら少しずつ正常状態に修正してくれるものですし、長期間の服用でも安全な薬です。これら以外にお困りの事がありましたらお気軽に御相談ください。

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