婦人科一般診療・検診
日本における女性の就業率は44%と高く、世界第2位を誇りますが、正規雇用が少なくこれがneckになって少子化に拍車をかけています。
非正規だと生涯に渡り正規に比べて1.5億円もの機会損失となりますのでその影響は大きくなります。
しかも働く女性は晩婚、晩産傾向に陥り易いため、親の介護、育児、仕事、家事と八面六臂の活躍を強いられます。体調が悪くても受診の機会もままなりません。
持続可能な開発目標(SDGs)が目指す「誰一人取り残さない」理念からも、産婦人科医療からも女性ヘルスケアを支援することが急務と考えます。
女性の妊孕性と仕事のキャリア形成の両立のみが少子化を止め、国力を復活させるのに必要で、産婦人科医としてどう寄り添えるかと考えたいと思います。